マロ エクトール・アンリ
フランス、ノルマンディー地方ラ・ブイユ生まれ。
話上手な母親の子に生まれ、昔話や海外の珍しい話をよく聞かされながら育つ。
中学生のときには読書に熱中し、友人と雑誌を作るほどだった。
治安判事である父の仕事を手伝ううち、庶民の生活や心に触れ、文学を志すようになり、1858年に出した処女作「恋人たち」が好評をもって迎えられる。
元来子ども好きだったマロは子どものための本を書くようになり、「家なき子」の執筆も始めるが、普仏戦争やパリ・コミューンに巻き込まれ、原稿は散逸してしまう。
しかし再度書き上げ、出版された本はベストセラーになった。他の代表作は「家なき娘(少女)」など。